今読んでいる本にボブ・ディランの曲がながれるシーンがあり、ふと聴きたくなって"Knockin' On Heaven's Door"を聴いていると、体が綿になってそこに水がじんわりしみわたってくるみたいで気持ちがいい。
海に行ってうっかり日焼けどめをしないまま浜辺でぼんやりしていたら、背中がたいそう灼けて、たいそう皮がむけてきてしまった。
むけた皮はぽろぽろ落ちて、新しいつるつるとした皮にうまれかわりつつある。
その光景が過去の記憶につながっていて、子どもの時の気分が少し流れこんでくるようだった。